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再び立山へ [山・風景]

雷鳥沢テン場
温泉・生ビール付きの快適なテント生活と、素晴らしい景観がが忘れられず、また雷鳥沢でテン泊してきました。前回は天候に恵まれず、朝夕夜の撮影もできずに心残りでした。今回は山天気の予報で、晴れマークが続くのを確認して休みを取り、前回視界不良でパスした山登りもしてきました(^^)

 
実は前週に尾瀬テント2泊の予定で、パッキングも済ませてあったのですが、予報が悪くキャンセル。また9月中旬の祝日周りも休めないので、この週しか出掛ける機会がありませんでした。紅葉には早く、花も終わっているという中途半端な時期でしたが、その分ガラガラに空いていました。テントは浄土沢の土手状の離れの場所に張りました



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左:雷鳥平から一の越へ続く「神の道」。白く見える部分は氷&霜柱。夜は寒くて眠付けませんでした。シュラフは、さるぼぼさんと同じグリーン(ULSSDH#3)を使っているのですが、#0か1が必要?
右上:一の越・雄山方面と、大走り・真砂岳方面の分岐。正面は浄土山。右へ進み、一ノ越から立山主峰を縦走し、左の大走りから帰って来ました。
雄山山頂の最低気温の予想は、4日間とも氷点下。テントにも霜が降りました



立山雄山山頂
なんちゃって登山で一度来たことがありますが、その時は疲れ切って、お祓いも受けずに下りてきてしまいました。今回は御神酒も頂き、しっかり雄山山頂(3003m)に立ってきました。さらに立山最高峰の大汝山(3015m)、富士ノ折立(2999m)と歩き、真砂岳を目前にした大走りから下山しました。サブザックでの軽装でしたので楽々でした。山頂に立つオレンジ色の服の人は神主さんです



立山山頂より
雄山から室堂平、雷鳥平を見下ろします。まるで箱庭のように見え、当然マイハウスもしっかり確認できます。後方の山は奥大日岳と中大日岳。反対側に目を向けると、後ろ立山の壁が迫り、富士山・槍穂高まで見渡せる大展望が広がります。剱も立山側から見ると、さらに険しさが分かります



草紅葉とチングルマ花穂
奥大日へ向かう途中の木道より。紅い色彩にはあと2週間ぐらい掛かるのでしょうが、黄色は多くなっていました。薄桃色の花のように見えるものは、チングルマの花穂。雲一つ無いのも考え物ですね。視界不良の前回から見れば、とても贅沢な悩みですが・・・^^



夜間は星空撮影 軽く20kgオーバー
3泊しましたが、毎晩満天の星空を堪能しました。三脚の足をテント内に入れ、シュラフにくるまったまま撮影しています。立山(南東)に向かってテントを張ったので、北側の空を撮るにはテントから出なくてはならず、防寒態勢で臨みました。右は今回の装備。すべてを担いで歩く区間が短いので、フリーズドライのみでなく、レトルト食品、燻製つまみ類を追加したため、軽く20kgを超えてしましました。しかし乗り換えが1回だけだったので楽々でした(下に詳しく記載)



夕景
雲一つ無い日が続いたので、凄い夕焼けはありませんでした。うっすらと山肌が色付く程度。ちょうど月が昇ってきました。日の出は、高い山壁に遮られ見られません。テントに日が差すのは、日の出時間から随分経ってからです。朝日を撮るなら、一ノ越、内蔵助、剱御前の各小屋泊しかなさそうですね。または懐電歩行で、朝日が見える場所まで移動するか・・・(^^;



鍛冶屋地獄と剱
地獄谷・鍛冶屋地獄のシンボル、背景には剱岳。帰りは通常、ここからみくりが池への地獄(天国へ?)の階段が待ち受けているのですが、今回は室堂の喧噪を避け、天狗平まで歩きました。雷鳥沢のテン場の標高は2275m、天狗平は2280m。ほとんどハイキング気分の水平歩きです。今回の心残りは、ここから天狗平までガスが掛かってしまったことです。天狗平からの剱岳が撮りたかったなぁ^^



今回は富山側から入山しました。以前一度上がったことがありますが、美女平で一回乗り換えれば済むのと、室堂到着時間が扇沢からよりも早いです。軽装なら何と言うこともないですし、見所は扇沢からの方が多いです。しかし重装備で何度も乗り換えるのが大変だったので、その苦労と引き替えに+2時間の運転時間を選びました。美女平からは高原バス(10kg以上の荷物300円)で、荷物はバスのトランクで運んでくれ、室堂で引き取るので、さらに楽でした。帰り道には温泉施設(よしみね温泉)もあるし、次はどちらを選ぶかと言われたら、少し遠いですが、また富山(立山IC)まで走ってしまうかも知れません(^^;

ちなみに外環三郷南IC~立山ICの高速距離は約420km、高速代は片道8750円(深夜割引5250円)、家から立山駅まで5時間半ぐらいでした。美ヶ原へ行く最寄りの東部湯の丸ICまで約200kmなので、約倍の見当。扇沢なら市川IC~豊科ICで、高速距離約248km、ICを降りてからの距離は、立山ICの方が近いです。

帰りに天狗平からバスに乗る場合、バス停に着いたら、バス停前の天狗平山荘で乗るバスの予約をします。予約なしでは乗れません。バスの時刻の10分くらい前までに予約を入れればOKです。無線で連絡を入れてくれ、室堂でバス待ちの行列が出来ていても、乗る人数分の席を空けたバスがやって来ます。地獄谷~天狗平までの道のりも、剱岳、立山も見渡せ、花の時期、紅葉時期も美しい場所なので、かなり使える乗り方です。室堂でお土産を買えないのが難点ですが・・・。今回は来年のカレンダーを仕入れる予定でしたが、美女平や立山駅では手に入りませんでした。また買いに行かないと・・・(^^;


立山雄山 map




天狗平山荘 map




やっと荷を解き、干し物、洗い物を済ませました。画像はまだよく見ていません。取りあえずダイジェスト用に選んで貼り付けました。また「きまぐれGallery」で順次公開していく予定です(^^)
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タグ:テント泊

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