SSブログ

妻籠宿散策 [温泉旅行:甲信中部]

「つたや季の宿 風里」をあとにし、最終日は長野県木曽郡南木曽町の「妻籠宿(つまごじゅく)」を散策してきました。

妻籠宿_脇本陣付近
妻籠宿は中山道の宿場で、往時を偲ばせる風情のある街並みで知られた観光地です。地元の人の手により、家や土地を「売らない・貸さない・壊さない」をモットーに、町並みが保存されています。写真は脇本陣入り口付近

帰りがけに「奈良井宿」にでも寄ろうと考えていましたが、両親に尋ねると「妻籠」の方が良いという希望。妻籠は関東からは少し遠く、こういう機会でもないと、わざわざ来られません。本当は隣の馬籠宿の方が、石畳で雰囲気は良いのですが、坂あり階段ありで、始めから候補に入れませんでした。


妻籠宿_北端
宿場の北端付近。観光客がほとんど写っていない貴重なカット。この辺りは、観光バスが到着すると、ドバッと人が溢れかえります。しかし日本語は聞こえてきません。観光バスが入れる観光地では、最近どこも同様ですね。新たに観光バスが到着したので、写真右に写っている「やまぎり」で休憩しました


やまぎり店内 高札場
「やまぎり」では抹茶金時ソフトを頂きました。
右は復元された高札場。今で言う「政府官報掲示板」


妻籠郵便局 懐かしい煙草屋
復元された郵便局。日本で唯一の黒いポストも写っています。
右は煙草屋の店先。わかば、しんせい、エコーなど昔懐かしい銘柄が並んでいました


妻籠宿_枡形
江戸時代の雰囲気が残る枡形。敵の侵入を阻むために、街並みを直線にせず、直角に曲げてあります


スケッチ 湯屋入り口
寺下地区をスケッチ中、なかなかお上手な絵でした。この付近は、妻籠の環境保全に初めに取り組み始めたエリアで、雰囲気が良いです。右の湯屋で早めの昼食を頂きました


格子越し 五平餅
「湯屋」から格子越しに、町ゆく人を眺めます。町ゆく人からも眺められます。頂いたのは冷やし山菜そばと五平餅。五平餅には「わらじ型」と「だんご型」があります。ここはだんご型でした。くるみと味噌などで味付けされ、美味しく頂きました


妻籠宿_南端
左の薪木の積んである所は有形文化財の「上嵯峨屋」。18世紀中期の木賃宿で、当時の庶民の旅籠の様子が伺えます。今回は中央駐車場に車を停めました。観光バスは第一駐車場に停まるので、反対側の中央駐車場から入ると人混みもあまりなく静かです

店舗や宿泊、見どころ情報は、妻籠宿 HP に詳しく載っています。


妻籠宿 map


そばと五平餅を食べた「湯屋」は、このスポットの少し南にあります


これにて、今回の「奥飛騨から木曽の旅行記」は終了です。
長らくお付き合いありがとうございました。

※コメントは 、サイドバーにある「★コメント用ページ」で一括して受け付けています。


風里 食事編ウスバアゲハ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。