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風里 食事編 [温泉旅行:甲信中部]

風里で印象的なのはお食事です。食事目当てにリピートする人が多いのも、頷けるものでした。お品書きがあるので、アルコールで記憶があやふやになっても大丈夫でした(^^)


料理は一品一品供されます。それぞれタイトルが付いていて、作品のようです。前菜 「薫風」 は焼無花果胡麻クリーム、南瓜豆腐、地鴨ロース、手長海老、蛙冬瓜、山桃蜜煮、独活蕗。お洒落な大皿に乗っています

 
食事処
食前酒 「開田の雫」 は柚子酒。写真がありませんが、煮物椀 「緑さす」 は、枝豆真丈の清汁仕立て、焼茄子、じゅん菜などが入りった上品なもの

食事処は木のぬくもりを感じる、ほのかな照明のお洒落なレストランのようでした。窓の外にはライトアップされた白樺と、夕空に浮かぶ御嶽山


お造り焚合せ
お造り 「青嶺」 は信州サーモン氷〆。白飛びしていますが、サクサクの氷の上の冬瓜釜に盛り付けられています。アスパラ、ハス芋、フルーツトマト、エディフルフラワーなどの錦サラダとともに、ドレッシングで頂きます。信州サーモンは、虹鱒とブラウントラウトの交配種で、4年前に承認された養殖種です。最近よくお目に掛かるようになりました。
右の焚合せ 「梅雨の月」 は、熱した小石で皿が温められて来ました。お皿の中には蓮根万十、信田巻、子持ち鮎、新牛蒡、南瓜など


焼物ローストビーフ
焼物 「薄暑」 は賀茂茄子田楽に、海老、焼天豆、竹の子など。
右は御献立には載っていないサービスメニューのローストビーフ。シェフが各テーブルを回り、切り分け盛り付けてくれます


強肴酢の物
強肴 「菜殻火」 は信州牛ステーキ。焼き始める前に撮れば良かったですね(^^;
右の酢の物 「お花畠」は長芋羹土佐酢掛け。酢取茗荷、花付胡瓜、ラディッシュ、焼貝柱、防風、独活、花蓮根。 黄色い花の付いたままのミニチュアきゅうり、初めて花ごと食べましたが、意外と美味しいものでした


お食事水菓子
お食事は、いかなご飯蒸篭にて。自家製の香の物も美味。水菓子(デザート)は、温ショコラ、山桃アイス、枇杷。熱々のケーキと冷たいアイスが同居していました

皿が空いたのを見計らい、良いタイミングで次の料理が運ばれてきます。これなら落ち着いて写真撮影もできます(^^)。特段ゆっくり食べた訳ではありませんが、2時間掛かっていました。多くの種類の開田高原の自然の恵みが、いろいろな形と味になって楽しめます。風里のHP によると、自然流 「新菜野料理」 と紹介されています


朝食
夕食に留まらず、朝食も手の込んだものでした。ご飯をチョイスしましたが、蕎麦粥もあります。小分けされたお皿の各種野菜料理はバイキング形式で。またシェフが各テーブルを回り、だし巻き卵を目の前で焼いてくれます。
食べるのに夢中だったためか写真が残っていませんが、焼きたてのクロワッサン、自家製バター、自家製ブルーベリージャムが、これまた美味しかったです。

宿の朝食って重要ですね。手抜きをしている宿も見受けられる中、最後にこれを出されたら、また来たい度がアップしてしまいます(^^)


御嶽山
朝食後、部屋に戻ってからまた一風呂(^^)
ここから見た御嶽山の姿は忘れることはないでしょう。部屋から撮った御嶽山は、きまぐれGalleryの 「 嶽 」 でも紹介してあります。この旅行記、あと1回続きます。

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