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野麦峠から開田高原へ [温泉旅行:甲信中部]

あぁ野麦峠
野麦峠にて、背景の山は乗鞍岳

槍見舘をあとにし、次の目的地「開田高原」に向かいます。まずは道の駅「奥飛騨温泉郷上宝(かみたから)」で「さるぼぼ」のストラップなどを仕入れました。奥飛騨から開田高原へは普通、高山回りか奈川・木曽福島回りとなりますが、今回は奈川で名物蕎麦を食べ、野麦峠を回ることにしました。

奈川までは沢渡~白骨温泉~乗鞍高原~奈川の、乗鞍スーパー林道を使う予定でした。途中の白樺峠からの乗鞍岳・穂高連峰の姿を、是非両親に見せたかったからです。しかし沢渡から白骨線に入ると「白骨温泉まで通行可、その先は舗装工事のため通行止め」の表示が。またもや予定変更です。素直に奈川渡ダムまで下り、野麦街道で奈川に向かいました。


とうじ蕎麦
奈川には「とうじ蕎麦」という蕎麦があります。とうじ蕎麦を食べられる場所は何か所かありますが、今回は野麦峠に向かう野麦街道筋にある「峠路」にお邪魔しました。食べ方は少し変わっているのですが、お店の方が教えてくれます


とうじ蕎麦2 峠路
「とうじ」は「投汁」のことです。取っ手付きの小さなザル(投汁カゴ)に蕎麦を入れ、熱々の鉄鍋の出汁で軽くゆがいてお椀に取り、出汁を掛けて頂きます。鍋の中の具は、椎茸、山菜、鳥・鴨肉で、良い香りと旨味が出ています。ここ「峠路」では、地元奈川産の玄そばを使っており、せいろも美味しいと評判のようです。なお「とうじ蕎麦」は2人前からとなりますのでご注意ください。ここがお休みの場合は「福伝」を押さえとしておきました


みねさん像
野麦峠は古くは、飛騨と信州を結ぶ交通の要衝でした。今は北の安房トンネル、南の国道361号線にその役目を譲りました。「あぁ野麦峠」で一躍有名になり、観光地としての存在価値を高めています。この石像は「ああ飛騨が見える」と言って亡くなった政井みねさんの像です。

野麦峠は、乗鞍岳と御嶽山の間を越えています。今回は信州側から岐阜側の高根へ一旦下り、国道361号で長峰峠を越え、再び信州側に戻ってきました。奈川から野麦峠間は問題ありませんが、高根までの岐阜側は長くて狭路も多いので、運転の苦手な方は、信州側からピストンという手もあります。

実は野麦街道から開田高原へダイレクトに抜ける「月夜沢林道」という荒技もあるのですが、両親を乗せてでは、とても通る気はしません。帰ってから調べると、崖崩れと落石、路肩崩落で二輪がようやく通れる状況だったようです。あの頃は若かったなぁ・・・^^;


九蔵峠
国道361号線にある「九蔵峠展望台」からは、御嶽山の美しい姿が眺められます。駐車スペースも少しあるので、写真撮影には持ってこいです。石碑の句は 「木曽谷や 五臓六腑に 緑沁む」 まさに、そんな光景でした


開田高原アイスクリーム
宿に入る前に、「開田高原アイスクリーム」でソフトクリームを頂きました


目立つ看板 とうもろこしソフトクリーム
とうもろこしソフトクリームにしましたが、ブルーベリーヨーグルト・パフェも人気のようです。日祭日には長蛇の列らしく、車もかなりの台数が停められるようになっています。

さてここから宿までは目と鼻の先です。露天風呂付きの部屋にしたので、また早めのチェックインとしますか・・・(^^)


手打ちそば 峠路 map




開田高原アイスクリーム map



地図を貼り過ぎると重くなるので、ここには2枚しか載せていませんが、「みねさんの地図帳」 に数枚載せてあります。また野麦峠からの乗鞍岳、九蔵峠からの御嶽山の写真は、きまぐれGalleryにアップしてあります。

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