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嵐渓荘 3回目 [温泉旅行:新潟]

2004年11月9日(火)
新潟県三条市の越後長野温泉「嵐渓荘」に、大人3人で3回目の宿泊


紅葉の季節に、3年連続の訪問です。この年7月にあった水害で、宿の前の守門川があふれ、この庭も冠水してしまいました。水害の復旧は進みましたが、今度はさらに追い打ちを掛けるように大地震…


三川観光きのこ園の駐車場から阿賀野川を望みます。ここではいつも、きのこ類や野菜を買って帰ります。食事は発泡スチロールの器に入って風情は無いのですが、どのメニューにも、きのこがふんだんに使われていて美味しいです


前々から気になっていた、嵐渓荘の少し手前にある道の駅「漢学の里」。併設されている「諸橋轍次記念館」を、今回はじっくり見させてもらいました。こんなすごい人が、この地の出身だったんですね、勉強になりました


貸し切り露天風呂。今回は石湯を、夕食前に貸し切りました。ここのシステムは、宿泊者1組に対し1回、40分間無料で貸し切れるというもの。チェックインの時に希望時間を伝えます。時間になったら、フロントでタイマー付きの鍵を借りて入ります。貸し切りの時間外は、男女別のお風呂になるので、本館の大浴場も含め、いろいろなタイプのお風呂が楽しめます


夕食の献立。本日は食前酒、前菜各種、松茸ご飯、松茸の土瓶蒸し、わらび、ぜんまい、煮物などが並び、後から山女魚の洗い、鮎の塩焼き、揚げ物、茶碗蒸し、デザートなどが出ました。
今回は長時間ステイの「ひめさゆり」コースなので、ハーフボトルのワインと、翌日の昼食が付いています。通常コースの夕食は、これに牛の石焼きや洋皿がプラスされます。ひめさゆりのワインを、牛の石焼きなどに変更することも出来ます


紅葉真っ盛りでした。写真を撮っているのは、水害で流されてしまった以前の駐車場だった所。吊り橋も水をかぶり、垂木や板が吹き飛び、流される寸前だったようです。復旧して良かったですね

宿泊:越後長野温泉 嵐渓荘(222紅葉の間)
食事:夕食別個室/朝食別個室
昼食:きのこ料理(三川観光きのこ園)/山菜そば(嵐渓荘ひめさゆりコース)
観光:漢学の里「諸橋轍次記念館」
その他:ひめさゆりコースで、翌日の昼食後まで滞在しました。皆さんがチェックアウトした後の、午前中の静かなお風呂はいいものです。「秘湯を守る会」

※忘れることが出来ない新潟県中越大震災が起こったのは、10月23日のことです。予約はそれ以前に入れてあったのですが、さすがに今回はキャンセルか、とも考えました。両親を連れて行く手前、安全面も考慮しなくてはなりません。しかし当の嵐渓荘は、男性用露天風呂(以前からあった方)から水漏れが少しあっただけで、幸運にも大きな被害には至りませんでした。しかしキャンセルが出たり、新たな予約も少ないと聞き、あえて行くことにしました。実際に、夜中に震度4の直下型余震が来て、3人とも飛び起きましたが…。往きは東北道~磐越道経由で、帰りは北陸道~関越道を使いました。帰りに見たずたずたの関越道と、その周辺に見えるブルーシートだらけの景色は、今(2006年記)でも心に刻み込まれています。頑張れ新潟!!

越後長野温泉 嵐渓荘 map



三川観光きのこ園 map



道の駅・漢学の里しただ map


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