立山室堂平 みくりが池温泉 [温泉旅行:甲信中部]
2004年9月14日(火)富山県立山町室堂平の「みくりが池温泉」に、大人3人で宿泊。翌日の「薬師平茜宿」と合わせ二泊三日の旅行
立山黒部アルペンルートで、長野側扇沢から室堂に向かいました。しかし往きは生憎の空模様で、黒部ダムは傘を差して素通り、黒部平、大観峰でも、建物から外に出られませんでした
宿に着いてしばらくすると、雲が切れて陽が差してきました。写真は宿のすぐ前、大日岳と、下には地獄谷の荒涼とした景色が広がります。この宿は、旅館と言うより山小屋を立派にした感じで、浴衣やバスタオルの用意は有りません。着用している作務衣は自前です
雲の中で影も形もなかった、みくりが池越しの立山も、顔を出してくれました。宿のすぐ上にある「えんま台」からの眺望動画はこちらをクリック
翌朝も雲一つありませんでした。みくりが池温泉の建物の、左側に突き出ているのが、お風呂の部分です。その奥には剣岳も見えます
記念写真の定番、室堂の立山の石碑前にて
大観峰から黒部湖を見下ろします。ここから下に小さく見えているロープウェイで、黒部平に降ります。
アルペンルートの室堂→扇沢は、この他にもいろいろな乗り物に乗ります。
1,室堂→大観峰 日本最高所を走る地下トロリーバスで、立山を貫きます。立山山頂の直下で、すれ違いが行われます
2,大観峰→黒部平 ロープウェイで488m下ります。まさに動く展望台
3,黒部平→黒部湖 地下ケーブルカーで373m下ります。全線地下というのは日本唯一、自然景観保護と雪害防止のためです
4,黒部湖→黒部ダム ルート上唯一の徒歩区間。どの方角を見ても、景色の良さと雄大さに圧倒されます
5,黒部ダム→扇沢 関電トンネルトロリーバスで、後立山連峰を貫きます。途中、富山・長野の県境があり、映画「黒部の太陽」にも出てきた、難工事で有名な「大破砕帯」も通過します
黒部平から立山連峰を見上げます。先ほどまで居た大観峰が、小さく見えています
黒部ダムのダムサイト上を約15分歩きます。改めてダムの規模の大きさを実感出来ます。しばらく止まっていた観光放水も、当日から再スタート。チョロチョロと出始め、全開の大放水になるまで、一部始終を見られました。室堂からずいぶん下りてきましたが、まだ標高1454mもあります
宿泊:みくりが池温泉(2F)
食事:夕食食堂/朝食食堂バイキング
昼食:わさびそば(黒部平そばコーナー)
観光:立山黒部アルペンルート(扇沢→室堂→扇沢)
その他:標高2410mの日本一高所にある温泉宿。温泉からの大日岳連山の眺めは素晴らしく、すぐ下にある地獄谷から引き込む硫黄泉は、疲労を回復してくれます。4月から11月のアルペンルート開業時だけに入れる、まさに秘湯です。立山室堂は何度か単身で行き、その景観の素晴らしさに圧倒され、是非両親にも見せたいと思い今回実現しました。「秘湯を守る会」